K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

久々に入手した浅川マキのアルバム2枚

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 深夜に帰宅したら、浅川マキのアルバム2枚が届いていた。なかなか入手が難しい1980年代のもの。今は焦って集めるようなことをしていない。1年〜2年の期間で考えると、たまに見かける、そんなアルバム。

 

[2015-12-15記事] 浅川マキのアルバム

 細々と集めていた浅川マキの全アルバム(ベスト盤を除く、生前のもの)が何とか揃うことになった。

 好きなジャズ奏者の音源を集める中で、浅川マキに触れないのは片手落ちだなあ、と思った時期があって、とりあえず入手してみたのが、2番目の紀伊國屋のライヴ(LPレコード)。レコードから立ち上がる、何だろうか、妖気(ではないと思うが、何だろう)のような、あの雰囲気にイカれてしまった。亡くなる1年くらい前のこと。それからCD/LP問わず、ゆっくり蒐集していた。

 18番目の「ちょっと長い関係のブルース (1985)」までは主にLPレコードで、19番目のアメリカの夜 (1986)から最後の29番目「 闇のなかに置き去りにして -BlackにGood luck- (1998) 」まではCD。もう何枚かはLPレコードがあるのだけど、1980年代後半のものは極端に数が少ない。まあCDでいいかな、と思っている。

 CDですら入手が難しかった難関は24番目の「 夜のカーニバル (1989) 」。amazonを見たら分かるが再発がなく、バカ高い。これは何でも、なので、探して納得できる程度の価格で入手。


 番外は1970年の最初のアルバムの前に出た、寺山修司と出会う前のシングル盤「東京挽歌/アーメン・ジロー」。1967年。これもwikiによると、本人の方向と合わない、そうなのだけど、十分、浅川マキ的なニヒルで真っ黒な世界、だと思う。面白い一枚。

 

 集め始めはLPレコードにこだわりがなかったので、LP/CDの重複が多い。下のリストを見て気がついたが、CDもあと2枚で揃うね。どうしようかな。

 このリストとは別にDVD2つ、京大西部講堂のライヴがある。そんなことを書いていて、まだ母校に赤ヘルが群れていた頃、「浅川マキ西部講堂」の薄汚いチラシ(ポスターなんてもんじゃない)が電柱でヒラヒラしていたのは、もう35年も前かあ、と溜息。歌い手もアノ世だしね。

 

0.東京挽歌/アーメン・ジロー(1967) シングル盤
1. 浅川マキの世界 (1970) LP,CD
2. Maki II (1971) LP,CD
3. Live (1972) LP,CD
4. Blue spirit blues (1972) LP,CD
5. 裏窓 (1973) LP,CD
6. Maki VI (1974)LP,CD
7. 灯ともし頃 (1976)LP,CD
8. 流れを渡る (1977) LP,CD
9. 浅川マキ・ライヴ 〜夜〜 (1978)LP, CD
10. 寂しい日々 (1978)LP,CD
11. One (1980) LP,CD
12. ふと或る夜、生き物みたいに歩いていたので、演奏者たちのOKをもらった(1981) LP,CD
13. My man (1982) LP,CD
14. Cat nap (1982) LP,CD
15. Who's Knocking on my door (1983) LP
16. 幻の男たち(1983)LP
17. Some year parst (1985) CD, LP
18. ちょっと長い関係のブルース (1985)CD, LP
19. アメリカの夜 (1986) CD
20. こぼれる黄金の砂 -What it be like- (1987) LP, CD
21. Underground (1987) LP, CD
22. 幻の女たち (1988) CD
23. Nothing at all to lose (1988) CD
24. 夜のカーニバル (1989) CD
25. Stranger's touch (1989) CD
26. Black -ブラックにグッドラック (1991) CD
27. 黒い空間 (1994) CD
28. こんな風に過ぎて行くのなら (1996) CD
29. 闇のなかに置き去りにして -BlackにGood luck- (1998) CD