K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

近藤等則, Eraldo Bernocchi, Bill Laswell: Charged (1999) 2000年前後ではこのアルバムがいいなあ

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 昨日に続いて近藤等則。1980年頃から聴いているから長い。最近のソロ路線には付き合っていないから、実質は21世紀に入ってからは、そんなに聴いていない、ように思う。

 improvised music、IMAのようなbeat music、そしてElectronicsを多用した2000年前後のもの、様々なアルバムがある。improvised musicでは、やはり初めて聴いたときに共演していたトリスタン・ホジンガーとのアルバムが馴染むし、IMAは初期のメタルポジション、2000年前後ではこのアルバムがいいなあ、と思う。

 このアルバムはビル・ラズウェルとの共演。予想に違わず、とてもワン・パターンな低音のビートのうえの音なのだけど、それが気持ち良い。なかなか相性が良い。それに、「記憶」と同じように、やや抑制的な近藤のトランペット、がいい。少し引いたくらいの感じ、がいいのだ。前に出すぎると、少し白ける、ことがある。それが、(本当によく聴いた)IMAをあまり聴かなくなった理由、じゃないかなあ、と思うのだけど、どうだろうか。

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近藤等則, Eraldo Bernocchi & Bill Laswell: Charged (1999, Innerhythmic)
1. Called 5:29
2. Cried 5:50
3. Cornered 5:15
4. Connected 7:49
5. Cleared 4:49
6. Tokyo 8:58
7. Crooned 5:24
8. Changed 5:35
9. Out 3:28
Toshinori Kondo(tp), Bill Laswell (b on 1 to 4, 8), Eraldo Bernocchi(electronics), Eraldo Bernocchi(g)