これが再発,とは,驚きを禁じ得ない.
菊地雅章の全リーダ作(LP,CD,LD)を蒐集した(積もりだけど),一番入手が難しかったのがLDの3種.
月 山口小夜子・山海塾/音楽:菊地雅章 - K’s Jazz Days
菊地雅章:六大(地・水・火・風・空・識) 映像作品 - K’s Jazz Days
このなかの六大 (地・水・火・風・空・識)は電通がプロデュースした映像作品.まさにバブル期の迷作で金余りの企画であった,と思う.松岡正剛とジャパネスクブームを引っ張っていた頃で,その端っこ,の作品ではなかったか.
この映像作品の音響部分がCDになっていて,これもまた入手の難易度が高い作品だった.(要は)売れなかったのだ.
菊地雅章のアルバム(CD時代編)全部揃った - K’s Jazz Days
しかし迷作は名作と紙一重.実はアンビエントの隠れた傑作,かもしれない,そんな気持ちで針をレコード盤におろした.
まずは識を聴いているが,CDで聴いたときの記憶よりはずっと良い.聴き手側(ボクのこと)がアンビエントに馴染んでいる,ことが大きいように思う.奥行きがある音響空間のなかで,持続的な緊張感を与え続ける.そう,菊地雅章のピアノの打鍵の様子に近いような緊張感を与える音,であることに気がついた.
音が良く躍動感がある.SACDにしようかレコードにしようか迷ったが,レコードで良かったかな.
これを再発する決断,は凄い.売れますように.






