K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夜の鈴木大拙記念館へ

7月もお仕舞いなのだけど、週はじめには来客もあり忙しい。忙中閑あり、的にてきとうに遊んではいるのだけど。 前職の仕事仲間が来客で、ほとんど会社人生の最終コーナーをまわった故のマッタリした感じのつきあい。金沢の美味しいものを食べてもらって、あ…

PC環境一新

気分的に忙しくて、追い込まれたように感じていたのは、仕事が多用であることと、並行して新しいPC(MacBook Air, 8GBメモリ, Yosemite)を導入したこともある。基本はsnow leopard(OSX)とOSX上の仮想化SWでWindows XP(軽いし不自由感じない)。 Snow Leopard…

Sainkho Namtchylak: Stepmother City (2000) Apple Music、そしてトゥヴァの音

忙しいのでブログは休止状態。気持ちがやや荒れている。いかんねえ。そんな時にApple Musicは気楽で良い。iTunesって既存の音楽産業スキームのなかでの出来事、のように思うが、コレはきっとソレを壊すのだろうなあ、という予感。壊すだけでなく、適応して広…

雨降りのお茶の水で買ったレコードとCD(ディスク・ユニオン Jazz Tokyoとお茶の水駅前店)

横浜での仕事にかこつけて、雨降りのお茶の水でレコードの買い出し。本当に久々のディスクユニオン。目当てのECMは未入手のものは全くなく、厳しいなあ、としみじみ。関心が発散してしまったのである。 左はパウエルのDebut盤をFantasyで再発したもの。そも…

Miles Davis - Jazz Tracks, side-B (1958) エヴァンスが入ったマイルスの録音

昨日、お茶の水で買ったレコード。1958年のセッションが納められている当時のプレスと知り、欲しくなっていた。 エヴァンスが入ったマイルスの録音はそんなに多くなくて、Kind of Blueのほかは正式なスタディオ録音はなくて、ニューポートのライヴや死刑台の…

高知・葉牡丹 台風の湿った大気のもと

先日の備忘。土曜日は朝から高知城の周辺を10km弱、走った。台風が南に停滞し、湿った、暑い大気が流れている。ねっとりとしていた。 仕事の後は酒場に。酒場が酒場らしい、そんな感じがいいなあ、と思う高知。 再訪したいなあ、と思える、数少ない街、の一…

高知・葉牡丹 台風の湿った大気のもと

先日の備忘。土曜日は朝から高知城の周辺を10km弱、走った。台風が南に停滞し、湿った、暑い大気が流れている。ねっとりとしていた。 仕事の後は酒場に。酒場が酒場らしい、そんな感じがいいなあ、と思う高知。 再訪したいなあ、と思える、数少ない街、の一…

ECM1100番台が揃った

ECMのレコード蒐集のペースを落としている。聴ききれない。実は忙しいので、レコードを聴く時間がとれていない。 仕事場ではディジタル音源。グラスパーの新作を垂れ流している。 昨夜、郵便局に行って、ドイツからの荷物を受け取った。ECMのレコード。1100…

Gal Costa, Caetano Veloso: Domingo (1967) 秋の匂い、が漂った朝

夏のような猛暑が続いている。空には疲れが見えていて、擦れたような色。硝煙が薄く広がっているような、匂いが見える。 それが不思議なことに、秋の匂い、のように感じた。 少し前に届いたGal CostaとCaetano VelosoのDomingoを何回もかけている。ボッサの…

梅雨の合間の夕暮れ

土曜、日曜の出張の後だったので、昨日はお休み。朝は釣りにでかけてイワナを何本か釣って、午後からは友人たちとバーベキュー。すっかり酔っ払っていた。 夕刻、自室でのんびりしていたら、この時期のあの夕暮れ。いつまでも空を見ていた。時間の感覚がすっ…

Apple musicのこと

本当に凄いなあ、と思う。驚いたのは、関連音源の紹介。次々と知らないアルバムを聴かせてくれる。 そうやって、もにょもにょ楽しんでいたら、これは良かった。 Eric Harlandのライヴ。所謂現代ジャズはサボりなので、ドラムの細かなビートのうねりにしびれ…

高知・マッシュルームレコード・POP IN MUSIC : 機械油がにおう昭和の街で

高知駅からはりまや橋に伸びる大通りから少し左手に入ると、機械油がにおう昭和の街に入り込む。旋盤加工の音と一緒に、懐かしいにおい、がする。そんな場所にレコード屋が2軒。出張のことで時間制約もあり、ジャズ喫茶には行けなかったけど、隙間時間1時…

高知・旬太郎:金沢に住まう弊

金沢に住まう弊がある。どこに出かけても、あまり食べるものに気が向かない。特に魚。年々、出かけるのが面倒になっている。 昨夜から仕事で高知に。遠い。だけど、なんとなく食べることには期待があって、投宿した後に街へ。 適当に入った店だったが旨かっ…

Audirvana Plus 2:Yosemiteとの組み合わせには

音楽再生専用のMac MiniのOSをYosemiteに変更した。音楽サーバーのOSを古いままにしておくと、ライブラリのフォーマットが取り残されないか、不安になったのだ。それとApple Musicに対応させたかったから(これはうまくいっていない)。 その結果、使ってい…

菊地雅章: Poesy (1971) 吸い込まれるような音の奥行き・そして音だけ残った

昨日遅く、訃報を知った。彼は生きているときから、遠くにいる人であった、ように思う。 後ろ姿すら見えない、遠くにいる人から、まれに贈られる音を享受してきた。 今、そして音だけ残った。 ボクは改めてスストとポエジーを聴いた。強いビート音楽と静謐な…

Nora Benaglia: Ahora (2015) 久しぶりに温帯のラテン音楽に

アルゼンチンの音楽って、緯度が違うからなのか、言語が違うからなのか、ブラジルの音楽よりも温度感が低め。確かに熱帯音楽と温帯音楽、の違いがあるように思う。 アギューレの一連のアルバムですっかり惹き込まれた時期もあったのだけど、やや変化に乏しい…

梅雨空が暮れる頃に

梅雨空が暮れる頃に空が暗い光を放つことがある。ほんの一刻のこと。 ぼんやり眺めていると、気がつくと漆黒の中。 この世の果てに境界があるなら、そのアジールの帳が上がったような夕暮れ、だった。 誘われていないが、誘われたような気持ちになって、部屋…

MacBook Airと戯れた(若干の備忘)

仕事場で新しいMacBook Airを購入。Win機はユーザーインターフェースの改変がキツく、そのメリットも全く感じないので、数年前からMacに戻している。新しい機能は増えているのだろうが、そんなことを感じさせないユーザーインターフェースの継続性がとてもよ…

Apple Music: the second halfの朝に出会った安っぽい驚き

昨夜は6月中の仕事を23時過ぎまでかかって片付け(本当はハワイ時間までOKなので余裕はあったのだけど、気分がね)、日付変更の頃から呑みに行った。今年のthe second half/the third quaterはじめての夜は雨で、ちょいとしんみりだったが、悪くはない。 …

Apple Music: the second halfの朝に出会った安っぽい驚き

昨夜は6月中の仕事を23時過ぎまでかかって片付け(本当はハワイ時間までOKなので余裕はあったのだけど、気分がね)、日付変更の頃から呑みに行った。今年のthe second half/the third quaterはじめての夜は雨で、ちょいとしんみりだったが、悪くはない。 …

Apple Music: the second halfの朝に出会った安っぽい驚き

昨夜は6月中の仕事を23時過ぎまでかかって片付け(本当はハワイ時間までOKなので余裕はあったのだけど、気分がね)、日付変更の頃から呑みに行った。今年のthe second half/the third quaterはじめての夜は雨で、ちょいとしんみりだったが、悪くはない。 …