K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Arvo Part: Für Alina(2017) 雨の午後の落ち着いた1枚目

Alexei Lubimov (tracks: A1, A3), Angela Yoffe (tracks: A2, A4), Jurgen Kruse(tracks: B1 to B3), Sebastian Klinger (tracks: B1, B3), Vadim Gluzman (tracks: A2, A4)

蔵前仁一: 失われた旅を求めて(2020) 束の間の平和の記録

はっと気がついたのは、冷戦終結から10年くらいしか、旅行者にとって「広がった世界」はなかった、ということ。束の間の平和の記録、なのかもしれない。

Dom Um Romao: Spirit Of The Times (Espirito Du Tempo) (1973) ヴァスコンセロスやパスコアールと通底するような

Dom Um Romao(ds, perc), Jerry Dodgion(as, fl), Mauricio Smith(ts, ss, fl), Lloyd McNeill(fl), Dom Salvador(p), Sivuca(org, p, g), Amauri Tristao(acoustic g), Joe Beck(el-g), Frank Tusa(b), Portinho(perc) Recorded June 6 & November 21, 1973

Jimmy Heath: Love And Understanding(1973) 当時の日本のジャズと同じ空気感

Jimmy Heath(ts,ss, fl), Curtis Fuller(tb), Stanley Cowell(p), Bernard Fennell(cello), Bob Cranshaw(fender-b), Billy Higgins(ds) Recorded June 11, 1973

Paul Bley: Japan Suite (1976) 様々な美音が

Paul Bley(p,electric grand piano), Gary Peacock(b), Barry Altschul(ds, perc) Recorded Midnight July 25th 1976 at Yamaha Music Festival, Nemu No Sato, Japan.

Jimmy Heath: The Gap Sealer (1972) やはり1970年代のジャズは美味しい

Jimmy Heath(ts,ss,fl), Kenny Barron(p), Bob Cranshaw(el-b), Al "Tootie" Heath*(ds), Mtume(perc) Recorded March 1, 1972.

Paul Bleyのdiscography (IAI編)

IAIのものが気になってきた: Year recorded Title Personnel/Notes1958 (released 1977) Coleman Classics Volume 1 Ornette Coleman, Don Cherry, Charlie Haden, Billy Higgins1964–68 (released 1975 ) Turning Point John Gilmore, Gary Peacock, Paul …

Paul Bleyのレコード

IAI盤を追加 [2018-09-21] 別途ECM盤があるが、レコードについては完了。実は、それにプラス数枚じゃないかなあ、この人。 上三枚はIAI盤。このあたりが記憶あやふやで手が出ていない。IntroducingはOJC再発なんで安けりゃDebut盤欲しいな。 サイケなブレイ…

レコードの入着(1970年代特集)

久しぶりに沢山のレコード入着。期せずして1970年代特集になった。ジミー・ヒースはStrata eastの再発を聴いて、(今更だけど)最近、気になる奏者。70年代ジャズの王道MuseとCobblestonを1枚づつ。 あとMuseのロマオも。WR時代のロマオが良かった記憶が。 …

木蔭への意識

クルマの上には、ゴビ砂漠からの黄砂がのっかっていたが、空は明澄。 大気は柔らかいが、陽射しは強まっている。木蔭の心地良さを感じはじめた。 初夏の気持ちだ。 犀川の下流まで走ると、山岳眺望が開け、遥拝。 白山 大門から白山への山並み 医王山 途中の…

川下直広: 初戀(2015) このような音を聴きたかった、のだろうな

川下直広 (ts), 山口コーイチ(p), 不破大輔 (b), 岡村太 (ds) 神奈川県相模原 水眠亭 2015年11月13日~14日

またまたの入着アルバム(佐藤允彦、ペルト他)

ペルトの非ECMのレコード。詳しくはまだ確認できていない。 佐藤允彦の再発盤「火曜日の女」。気がついたときには売り切れていたのだが、扱っているショップを発見。こんなレコードが海外から再発とは恐ろしい時代だ。この時期の佐藤録音は恐ろしい枚数があ…

yanokami: yanokami(2007)、遠くは近い(2011) 音の気持ちよさが半端じゃない

矢野顕子(vo, p), レイ・ハラカミ(synth)

初夏の光

初夏の光の中で走る。まぶしい。今日は真夏日らしい。 この間まで、冬の残滓を感じながら走っていたが、もう夏の予感のなかで走っている。 振り返ると医王山 白山を遙拝

入着アルバム(ローウェル・ディヴィッドソン他)

Lowell Davidson Trioは昔のESP盤だけど、知らなかった。本人は知らないのだけど、グレイヴス、ピーコック共演なので。音が綺麗なので入手。あと川下直広の初戀。これはいい。あとマッコイ・タイナーのライヴ。 ESP盤のジャケ裏。ピーコック若い!

ECMの録音、非ECMの録音(ピアノへの違和感)

昨日、出勤前に聴いた一枚目のECM盤と二枚目のElectra盤。 ECMの録音がかなり「強く」音場の空気を伝えていることがわかる。息遣いが伝わる、というコトバそのもの。キースの呻き声もはっきり、またベースの軋みもリアルだ。そして残響も強い。ピアノの音の…

天気が崩れる前に(ランニング用タイツ、マスク)

今朝から雨。昼前に止み、午後遅くに再び雨。合間に川沿いに10km走。 ようらくランニングシューズ、タイツを一新し、また昨今の事でランニング用マスクを購入。その慣らし。 シューズは靴底がほぼ消えていたので、やはり衝撃が強かった。ということで新しい…

初夏の匂い

もう春から初夏を思わせるような日々に移っている。この地の春は本当に短い。つい10日前に10度を切って、震えていたのに。山岳眺望も再び冠雪。 5月に入ると、猛烈な勢いで夏に向かう。 今日もクレソンがとれた、の連絡。嬉しい。暫く、香ばしいサラダの添…

春の食彩を

コロナ自粛の恩恵、ということになる。GW中は殆どの食事を自炊した。 近所のSくん家からのもらい物と地物で。 ワラビ。揚げと煮物に。 コゴミ。茹でてポン酢。あとサラダ。 自生ののクレソン。これはサラダに。あと七尾のタケノコ。これだけ購入。 生ワカメ…

海保嶺夫:エゾの歴史(1996)、瀬川拓郎:縄文の思想(2017) 境界の民のこと

エゾの歴史―北の人びとと「日本」 (講談社選書メチエ) 作者:海保 嶺夫 メディア: 単行本 日本人であること、の意味を多面的に知るためには、その境界的な領域を知ることは興味深い。文化的、歴史的、言語的、民俗的、政治・法制的にその意味を徹底的に相対化…

(ECM1289) Keith Jarrett: Standards, Vol. 2 (1983) 美旋律の開始にいきなり掴まれてしまった

Keith Jarrett(p), Gary Peacock(b), Jack DeJohnette(ds) Recorded January 1983 at Power Station, New York City

Anchorsong: Cohesion - Deluxe Edition (2019) そぞろに古い記憶のなかに仕舞ってあったような音のような気がして

Anchorsong: Cohesion - Deluxe Edition (Tru Thoughts, 2019)1.Correlate 04:07 2.Resistance 02:14 3.Ancestors 03:40 4.Mindscape 04:27 5.Foreign River 04:14 6.Majesty 00:59 7.Rasgueado 04:28 8.Serendipity 04:14 9.Testimony 03:55 10.Ensemble 01…

能登にちょっとだけタッチ

気多大社くらいまで行けるだろうと軽い気持ちでGO。自転車でのツーリング第2弾。多分、往復100kmくらいかな、という読みも甘かった。 北陸の5月は特上だ。冬の借金を一気に返済するような、爽やかな晴れ間。 結局、大野から内灘あたりでいい加減に走行した…

連休明けの入着品

連休明けたら届いたレコードとCD。嶋護本を読んで、レコード熱が「やや」冷めているけど。 山下洋輔の家。筒井康隆絡みは敬遠していたけど、これで山下洋輔のフラスコ盤は揃った(という理由)。 清水靖晃のマライア。この頃の清水靖晃はヘンな感じが好み。 …

徳澤青弦, 林正樹: Drift (2020) 確かなものと不確かなものとの間を揺らいでいるような

徳澤青弦(cello), 林正樹(p) Recorded by Taiji Okuda at Why Nut’s on Oct.24,25 2019

曖昧な天気だったので

曖昧な天気だったので、走ることにした。雨の自転車は嫌だし。 今回は海へ。川沿いに平坦な道を行くので楽。 天気は冴えなかったなあ。今回から、昔のスポーツタイツを履いたら、膝の負担が減ったのが嬉しかった。脚が楽やったな。思ったように心肺機能は上…

Paul Bley: Chaos (1994) オクスレイの打音が

Paul Bley(p), Furio Di Castri (b), Tony Oxley (ds) Recorded March 28 and 29, 1994 at MuRec Studio, Milano.

Miles Davis: The complete Plugged Nickel sessions (1965)ようやく最近になって

手持ちで4バージョンのプラッグド・ニッケルのライヴがある。1980年頃の廉価盤で買った2枚の日本盤レコード、亡父の遺品の米盤、1992年に買ったCD7枚組のコンプリートセッション(日本盤)、そして最近入手したモザイク盤の10枚組レコード。 実はこの時期…

高岡大祐: sizen concrete 1 (2020) 何だコレハ

Daysuke Takaoka(tuba,bass keyboard harmonica,field recordings)

スポーツバイクで海から山まで

2年振りに、スポーツバイクのタイヤに空気を入れたりしていると、何となく出かけたくなった。無計画。ただ受傷箇所のリハビリに良いように思えたのだ。またランニングよりは受傷部上の半月板へのダメージが少なそうで。 久しぶりで怖かったので、ちょっと海…