2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧
一昨日(1/14)は東京へ出張。用務の隙間時間はお茶の水へ。ディスクユニオン・Jazz Tokyo、駅前店で猟盤。あまり冴えなかった。年末セールの後出しね。 まずはLPレコードから。 ECMの旧譜はなし。最近のものを2つ。(手を出さない積もりなのだけど) ジョ…
昨日は仕事で東京へ。打ち合わせの合間にお茶の水へ。先日会ったばかりのワニ氏とぶつかるんじゃないかなあ、とかニヤニヤしながらディスクユニオンJazz Tokyoへ。勿論、そんな鉢合わせはないのだけど、以前、知り合いと鉢合わせになったことはあるので、い…
TwitterもFacebookも、デイヴィッド・ボウイのことがいつまでも流れている。 齢を重ねると、別れが生き残ることであると感じるなあ。ジャズなんか聴いていると、常に別れ続けている感覚。 もっきりやの横の階段を覗いたら、入り口に貼ってあったアート・ペッ…
昨日に続きのような、another side of Steve Kuhn。 1970年代のジャズ・ロック・アルバム。北欧歌手の謳い文句である「静謐な空気感」は微塵もない。ガチャガチャ。カーラの「ブルースをそっと歌って」も、そっと歌っていない。なんか美空ひばりを聴いている…
ECMの実りある1974年の録音も終盤になってきた。前作のTranceと同時期の録音。ただし、Tranceは米国録音、こちらはオスロ。やはり、音はこちらのほうが遙かに美しい。 アルバムのタイトルが Ecstasy。前作のTranceといい、日本の某レーベルのエロ・ジャケッ…
昨夜はノルウェイとスェーデンの混成グループIPAのライヴ。その前に金沢大学のコンボ(MJS?)の30分あまりの演奏。IPAと同じくtp, sax(as), b, dsの編成。1950年代のバップから60年代モードまでimpressionsで締めくくる30分。ドラムが以前、日野皓正来演のと…
久々にECMのレコードを取り出して聴きはじめた。ECM聴きで触発された感覚のままに、いろいろ聴いて歩くような狩猟採集民、のような彷徨の日々、だと思う。 1974年前半に米国で収録されたものが、ジャズに振り込んだ作品群ならば、1974年に欧州で収録されたも…
ここ1年くらい、菊地雅章の音が気になって仕方が無い。あの個性に掴まれた、のだ。ECMのレコード聴きと並行して、ゆっくり菊地雅章と向き合っていきたい。 ボクにとっても菊地雅章は彼の音と同じで、音と音の間の無音そのもの、じゃないかと思う。存在で主…
久しぶりに雨が上がった。 光が射し込むと同時に、雲の幕が解れながら上がっていった。 部屋がふわっと明るくなった。レコードの盤面が光っている。聴いているのはGary PeacockのVoices。 ピアノは菊地雅章。 実はこの数日、あのピアノに掴まれていて、疲れ…
今日は忙しいから、お昼休みのBGM。この中で一曲はドナルド・バードの曲、って云っても1970年代のソウル。Roy Hargroveがちょろでラッパを吹いている。 好みのソウル。
昨日、ポール・ブレイが逝去。実は幾枚かの盤を除き、苦手感がとてもあった、のだけど、ECMの歩みをレコード盤で追いかけているうちに、ECMの原点における彼の存在の大きさ、に気がついた。ECMが「21世紀のジャズ」の原点であるならば(ボクはそう思っている…
昨日の夜、珈琲焙煎人である中川ワニさんがやってきて、cowry coffeeでお喋りをしていった。ボクは2年振りに聴いた。 ヒトが聴くジャズを聴くヒトになる、のも悪くない。金沢に居ると、どうしてもネット情報中心にCDを入手。ワニ氏によると、CDを買うことは…
昨日の夜、珈琲焙煎人である中川ワニさんがやってきて、cowry coffeeでお喋りをしていった。ボクは2年振りに聴いた。 ヒトが聴くジャズを聴くヒトになる、のも悪くない。金沢に居ると、どうしてもネット情報中心にCDを入手。ワニ氏によると、CDを買うことは…
年末は自宅から離れていたので、幾つかのブログを参考にしながら、ネット上の音源を聴いていた。そのなかで、とても気になったのが、コレ。2012年録音で、2015年にネット上でリリース。 欧州のMonkモノはいつも気になる。ドルフィーのアルバムであった「キリ…
浅川マキプロデュースの「Zero hour」という3枚のアルバムがある。1991年の録音。ピアノは渋谷さん。(多分)販売枚数は少なく、入手も少し難しい。LPレコードはone and only的存在なのだけど、CDのようなディジタル音源の場合、再発で揃えばよい(マスタリ…
ボクは昔から新年であらたまって、ということに馴染めない。そこに時間の不連続や楔を感じ得ないためで、行く年も来る年もない。まあ社会生活を送る上で不都合がない程度に、新年を祝った(ふり)をしている訳である。ヘソが曲がっていて、「空気」への非同…