K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Jazz: 日本

新着レコード(またもやの高柳昌行、まさかの生活向上委員会NY支部)

今朝方、不在票を持って郵便局へ。発売元のAguirreからの直送: またもやの高柳昌行、まさかの生活向上委員会NY支部(梅津、原田が渡米時に吹き込み)が海外からとはね。

入着レコード(渡辺貞夫)

年明けからの入着品アップ。 好きなのは1970年代前半かなあ、ということでのCBSソニー盤が2枚と、安レコードで手が出たフュージョン時代2枚。聴かなきゃね。

菊地雅章: But Not For Me (1978) 好きすぎてCDでも

このBut Not For Meには、スストのようなエレクトリック・ファンクのような味はない。菊地のアコウスティックピアノ、ゲイリー・ピーコックのアコウスティックベース、アル・フォスターのドラムによるトリオをベースに、打楽器とターブラがビートに色彩感を…

佐藤允彦: Transformation '69/'71 (1969,71) ついに念願のレコードを入手

1969年のパラジウムを聴くと、確かにECM的な音空間というのか、ポール・ブレイ的な音空間が見事に結実していて、それでいてブレイやコリアの複写と感じることはなくて、佐藤允彦達の音であることに驚いていまう。フリージャズ的な香辛料は効いているのだけど…

佐藤允彦: Penetration (1971) 日本のジャズの切っ先

佐藤允彦: Penetration (1971, Tohiba ) A. Poise(佐藤允彦) 21:53 B. Route 29 E(佐藤允彦) 18:51 佐藤允彦(p), 荒川康男(b), 小津正彦(ds) Recorded on 6th November, 1971 at Berlin Jazz Festival, Berlin, Germany

坪口昌恭: Vigorous (2005) とにかく心地よい

坪口昌恭(Fender Rhodes, p, Hammond B3, Prophet 5, ARP Odissey, Minimoog, NordRack 2, MicroKorg, Emu E4, Roland SH32, Yamaha Motif Es), Yosvany Terry Cabrera(ss,ts), Micheal Rodoriguez(tp on 5,6), Charles Flores (b on 2, 5, 6), Charles Flor…

Red Mitchell, 鈴木勲 :Bass club (1979) やはりこのアルバム(追悼なんかしない)

Red Mitchell(b),鈴木勲(ピッコロベース),山本剛(p) Recorded Aug. 21 & 22, 1979 at King Records Studio #2 Tokyo

清水靖晃: Kiren (1984) そんな習作感があって

清水靖晃:(ts, b-cl), 渡辺モリオ(b), 生田朗(ring ds, turn table)

原信夫とシャープス&フラッツ在団時の菊地雅章

先日、原信夫とシャープス&フラッツの結成20周年記念リサイタル(1971年)のアルバムを入手。日本のビッグ・バンドは興味の外で、菊地雅章目当て。

日野皓正: 寿歌 Hogiuta  (1976) その前にもその後にもない不思議な

日野皓正(flh, tp, perc, voice), Cecil McBee(b, voice), 日野元彦(ds, perc, voice), James M'tume(conga, voice) Engineer: David Baker, Yoshihiro Suzuki Producer: Kiyoshi Itoh, Yasohachi Itoh Executive-Producer: Toshinari Koinuma Recorded May …

届いたCD(望月慎一郎)

ヴィトウスとの共演盤で知った望月慎一郎。song-xから既に出ていたアルバムも欲しかったのだけど、何処も売り切れ。ということでスブスクで聴いていた。 先日、song-xの物販のページを覗いたら、在庫復活。再プレスかな。早速聴いているが、録音、内容ともに…

日野皓正: May Dance (1977) 日野皓正とジョン・スコフィールドの疾走感溢れる演奏

日野皓正(tp), John Scofield(g), Ron Carter(b), Tony Williams(ds) Engineer: David Baker Assistant Recording Engineer : Mark Richardson Producer: Kiyoshi Itoh, Yukio Morisaki Executive-Producer: Toshinari Koinuma Recorded May 7, 1977 at Vang…

入着レコード(渡辺貞夫)

大友良英の番組で、渡辺貞夫特集があった。CBSソニー時代、1970年代前半が面白い、やはり。 そんな訳でその時代の未保有盤が上の2枚。下の2枚はついで。なんせ凄く売れていた時期だから二束三文の値付け。

坪口昌恭北陸トリオ@もっきりや:ピアノの音響を味わい尽くす

1月4日 19:00 もっきりや 坪口昌恭(p)、中山とも(b)、海野俊輔(ds)+MOMO(vo) (飛び入り:小西佑果(b)、山代のThad Jones?、テナーサックスの方)

浅川マキ: シングル・コレクション(2021) いつものように謎に包まれ、時間が過ぎていく

浅川マキ(vo)

しぶやさんといっしょ(NHK)1月2日放送はスィート・メモリーから

新年2日から渋谷毅のピアノ番組が。当初3日間の放送でアナウンスされたようだが、1月2日、3日の2日間。 番組イントロの曲を聴くだけで、あの音にヤラれた。あのsweet memoryでゆるりとはじまり、次第に密度をあげていく。もっきりやで、焼酎の湯呑をお…

セッション2020新春スペシャル(山下洋輔、大西順子、本田珠也/佐藤允彦、松丸契/石橋英子)

聞き逃しサービスの存在でラジオのジャズ番組を聴くようになったのは昨年の春頃。とても残念だったのは、セッションが終了していたこと。1978年からだったらしい。ボクが熱心に聴いていたのは1979年から1983年にかけての学生時代。あとはテレビだのラジオだ…

ジャズ・トゥナイト(12月18日 渡辺貞夫特集)  やはり出たのが高柳昌行

渡辺貞夫で最初に買ったレコードが「カルフォルニア・シャワー」。1970年代後半、週末のFM放送で流れるマイ・ディア・ライフの印象が強かったから。しかし、聴きたかったジャズからはほど遠く、それからは聴くことはなかった。CBSソニー時代のレコードの方が…

1970年代の日野皓正の共演作

昨夜、カーター・ジェファーソンのレコードを聴いていたら、共演者に日野皓正が入っていることに今更のことだけど気がついた。柔らかい響でショウ役をやっていた。 思い起こすと、欧州盤を中心に、日野皓正の共演作がそれなりにある。 Timelessではカール・…

Great 3 (菊地雅章, Gary Peacock, 富樫雅彦) : Straight, No Chaser (1994) 美音に浸る

菊地雅章(p), Gary Peacock(b), 富樫雅彦(perc) Recording: 及川公生@新宿PIT INN 1994年3月29日

中島仁: pioggia (2018) ありそうでないアルバムが出来上がっている

中島仁(b), 望月慎一郎(p), 橋本学(ds) Guest Musicians 赤松敏弘(vib on 3,4,8),市原ひかり(tp,flh on 4,7)

(ECM2675) 田中鮎美: Subaqueous Silence (2019) 最小限の音の数で空間を専有していく、そのゆったりとした構築に

田中鮎美(p), Christian Meaas Svendsen(b), Per Oddvar Johansen(ds) Design: Sascha Kleis Engineer [Recording]: Daniel Wold, Ingar Hunskaar Mastered By [Mastering]: Stefano Amerio Producer: Manfred Eicher Released: Oct 29, 2021 Recorded June…

望月慎一郎: Trio2019 (2019) 一番気に入ったのは、

望月慎一郎(p), Miroslav Vitous(b), 福盛進也(ds) Recorded at PICCOLO AUDIO WORKS Recording & Mixing Engineer : 松下真也 Mastered at studio BOSCO ,Shiga Mastering Engineer : 森崇( BOSCO MUSIC,Unknown Silence ) Producer: 望月慎一郎 A&R / Prod…

高柳昌行: Dangerous (1991) 高柳昌行のLast date

高柳昌行(g, electronics) 1991年3月

今月届いたTBM復刻CD

さあっと聞いてみた。いい音だなあ。 毎回、「響く」音を見つける愉しみが。 今月は早坂、中村が響いた!

リトアニアから届いた日本のレコード

リトアニアのNoBusiness recordsから届いた高木、沖、高柳・井野・菊地のアルバム。嬉しいが、ディジタル音源と同時発売じゃないのは困るなあ。

山本剛:Misty (1974) レコードに固執する必要ないな、とも

山本剛(p),福井五十雄(b),小原哲次郎(ds) Assistant Engineer: 大川正義 Recording Engineer: 神成芳彦 Cutting Engineer: 中村信 Producer: 藤井武 Executive-Producer [Executives] 福富昭典, 佐賀和光, 魚津佳也 1974年8月7日 アオイスタジオで録音

ここ1〜2ヶ月で届いたレコード(日本人奏者編)

なぜお買い物リストをアップするのかと云うと「重複買い防止」である。仕事でパンパンなとき、ふらっとクリックすることもあるが、そんなときの間違い防止。 それに聴かれずに棚に消えていくレコードを忘れないようにする、ここぞ、というときに聴くためであ…

橋本一子: view (2021) 流れる時間・動かぬ時間、音の背後にある音

橋本一子(p, vo), 藤本敦夫(ds, b), 橋本眞由己(chorus), 類家心平(tp), 菊地成孔(as)

宮本直介: Step! (1973) 知らなかったアルバム

宮本直介(b) 信貴勲次(tp, flh) 古谷充(as) 後藤剛(ts, ss) 米田正義(p) 中山正治(ds) Engineer: 神成芳彦 Producer: 藤井武 Recorded at AOI Studio Japan on August 25, 26 1973