K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

雨季とは思えぬ最終日

仕事以外はほとんどのんびり。実に疲れていた。移動日の今日は、朝、遅くまで寝ることができ、スッキリ。カーテンを開けると、夏空が広がっていた。 夕暮れ迫る頃、ハイウェイを空港に向かう。しばらくは来ないだろうなあバンコク。

神長幹雄: 運命の雪稜(1999)、未完の巡礼(2018) 生からの距離、死までの距離

今月のように海外を渡り歩くと、機中での読書時間が十分とれる。それが楽しい。 -------------------------------- 今年、山と渓谷の編集長であった神長幹雄氏の新著が出た。旧著と併せ読んだ。 旧著は運命の雪稜(1999)。ヒマラヤでの遭難を中心に、その様子…

バンコクの鉄道風景

スクムヴィットからバンコク近郊の仕事場まで、BTSとAir trainを使っている。風情はあまりない新しい交通システム。それでも途中にタイ国鉄の駅があったり、懐かしいような光景もある。目の前で黒煙を吐きながら、気動車が走って行った。 Sky train (BTS) Ai…

バンコク・Sukhumvit Soi 11:風景は変わる

もう10年以上来ていると、緩慢ながらも不可逆に変化しているように思う。それでも闇が迫ると、そんなことが分からなくなるくらい、深さを感じさせる漆黒に包まれる。 そして空疎な熱気の中を歩いている。

バンコクCabbages and Condoms:久しぶりの店でタイ飯

昨夜は、遠くに出かける元気もなく、近くのsoiにあるタイ飯屋へ。久しぶり、じゃないかなあ。HIV撲滅NGOが経営しているレストラン: ..... Cabbages & Condoms Resort and Restaurant ..... オープン・エアで汗をかきながらビールを呑んでいると、実に美味い…

雨季のタイへ

一年ぶりに来た。雨季の最中。仕事のやり過ぎで、疲れて到着。うん、まずは足のマッサージかなあ。

Alexander von Schlippenbach: Jazz Now! (Live At Theater Gütersloh) (2015) シッリペンバッハによるラスト・デイト

米国から帰って、さあレコードを聴こうと思っているが、なかなかのんびりできなくて、結局、通勤でのクルマのなか、が一番良かったりしている。これは今週一番聴いたアルバム。 最初、これはシッリペンバッハによるラスト・デイトであり、ミシャ・メンゲルベ…

頂いた土産もの

仕事場に来客。もう随分と昔に住んでいた大船から。随分と昔(35年前から20年前)だけど、未だに一番長く住んだ土地、なのだ。 関西から鎌倉市に移り住んだ訳だけど、鎌倉と大船は全く別の土地であることを知ったのは住んだ後。関西からみた関東のrobustな感…

海外での土産もの

最近は海外に行っても、土産物はレコードとワインくらいか。あれ、自分への買い物は土産ものと云わないか。 フィラデルフィアのマーケットを歩いた。 旅のお印に少しだけ買い物。歩いていてハワイの珈琲が眼に入った。 KONAの豆がhalf pond (220gくらい)で$2…

Peter Kuhn: Livin´ Right (1978) DMGでの買い物

マンハッタンのDMGでの購入レコード。 封を切っていないものだけど、当時(40年前)のプレスのようだ。キューン本人保有のdead stockのようだ。キューンは1980年頃まで活動していたようだけど、30年ばかりdisappearで、最近復活とDMGで聴いた。 近藤等則の初…

岩牡蠣

昨日は接客。会食で金沢駅近くのロスタルへ。今季はじめての岩牡蠣。実に美味しかった。定番の肉の前菜、もよし。ワインを沢山呑んだ。

ここ数日で届いた南米音楽

Instagram post by Ken • Jun 21, 2018 at 11:11pm UTC ここ数日で届いた南米音楽のCD2枚。あまり詳しくないので、他の人が薦めるCDを試聴し、入手するパターンが多い。まあジャズでも、そうなんだけど。 いつからか、「ほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聞…

Welf Dorr: Blood (2014): Jazz is the Teacher, Funk is the Preacher

マンハッタンのDMGで店主のブルースさんがかけていたアルバム。こんな感じの店頭買い、好きだなあ。 ジャズ・ファンクバンドで、モットーはJazz is the Teacher, Funk is the Preacherらしい。そう、1980年にジェイムス・ブラッド・ウルマーがRough Tradeか…

Daniel Carter, William Parker, Matthew Shipp: Seraphic Light (2017) 濃密なフリージャズ的室内楽

konta氏の有り難い示唆で行ったマンハッタンの中華街にあるDMGで購入したCD。ブルースさん不在で、ヒカシューのTシャツを着た留守番が居たのだけど、ペットボトルニンゲン(吉田野乃子さんが入っているバンド)のミラーさん、とのこと。 ミラーくんからメー…

Dan Weiss Trio @Cornelia Street Underground (New York) 変調された躍動、のような感触が

これも先週の土曜日に出かけたライヴ。ダン・ヴァイスの新譜が評判だし、気になる奏者ではあるが、ボクの中では印象がはっきりしていない人。 場所はBlue Noteの近くで、その前日に食べた牡蠣屋と同じ辻: この一帯はいいエリアだなあ。このコーネリア・スト…

Scott Colley Trio @Village Vanguard (New York) ロレイン・ゴードンがあの世へ旅だった晩のセッション

ニューヨークにはじめて出かけたのは1998年の6月頃だから、思い起こすと20年も前だ。ボルチモアからの帰途に寄っているので、今と同じパターン。そのときは嵐で飛行機が欠航し、アムトラックでニューヨークへ。今回のパターンの原型。それから数年に1回来…

Terence Blanchard Featuring The E-Collective@ Jazz Standard (New York) ファビアン・アルマザンが目当てだったが

今回の滞在では色々な場所で色々聴いてみようと思った。 テレンス・ブランチャードって聴いた記憶がなくて、確かSJ誌の胡散臭い「新伝承派」とかって祀られていなかったっけ?、って程度。最近、気になるファビアン・アルマザンが参加ということで行くことに…

Maria Schneider Orchestra @Birdland (New York) 街に溶け込んだ音

今回、ライヴに5回。最後がマリア・シュナイダー・オーケストラ。Birdlandでのthe second setで、11PMから。Birdlandははじめて。 https://www.birdlandjazz.com/ 開演前にマリア・シュナイダーが現れたり、手洗いでダニー・マッキャスリンと鉢合わせになっ…

New York/ Downtown Music Gallery: 追加レコード

帰国前にDMGへ再び出かけた。店主不在で、ヒカシューのTシャツを着た店員が。日本人が奥さんなんだよ、ということで、店主同様濃い感じだった。 この人、お母様は見た目通りの、あの方。怖い物聴きたさ。 ジョン・ゾーンとラザウェルのペイン・キラー。何と…

ANA機内の後藤雅洋セレクトで聴いたアルバム

ANAの機内ではノイズ・キャンセルヘッドホンを着用。長時間の轟音が緩和され、確かに疲れ方が小さい。 今回はこれで機内の音楽サービスを。 まずモンクのBlack Lion。これRSDでレコードになったり、の盤。購入を迷っていたので、試聴感覚。晩年まで芸風が揺…

随分長い出張だったが

2週間も出かけていた。いよいよ帰国。 ニューヨークからだと、早く帰りたいという気持ちが全く出ない。 残念。フィラデルフィアから、アムトラックでニューヨークへ移動し、帰国。 6月の東海岸の天候を考えると安全。フィラデルフィアからの一部フライトはキ…

New York/ Perl Oyster Bar: ライヴ前の食事

少し時間を戻してニューヨークの備忘。 久々に米国でsea foods。一緒に滞在した知己が探したレストラン。予約なし、なので18時の開店に並ぶ。場所はBlue Noteの近く。 カジュアルな感じで価格も手ごろ。2人でワインを一本呑んで、フィラデルフィアの中華の…

Philadelphia/ Jade Harbor: 中華料理@USA

米国に居ると、仕事飯は肉に偏る。だからOFFはアジア飯が嬉しい。かつては中華料理が多かった。安くて、味が最低保障。とは云え、ファースト・フード(パンダとか)では甘かったりで、ダメだけど。最近は油が少ないヴェトナム料理のほうがいいが。 仕事先の…

Philadelphia/ Reading Terminal Market 旅先の市場

Philadelphiaでは仕事と仕事飯。仕事先の市場に立ち寄った。 金沢の近江町と同じ趣。

Philadelphiaで

全米でも治安が悪い街のようだ。安めホテルを予約したら、ちょっとダメ。 仕事に向かう途中、人が倒れていたりする。OFFに心が安まらないので、仕事が一番。 空もどんよりで、気分が出ないなあ。

Philadelphiaへ

ネットでは仕事以外のことを書くので、自分で読み返しても楽しそうだ。しかし、本当はそうでもなくて仕事。オフを最大限、楽しんでいる、ということ。後ろ髪を引かれまくって、フィラデルフィアへ。15年振り。 鉄道で入ると、その重厚な駅舎に魅了される。映…

備忘:ニューヨークでジャズを聴く

仕事で忙殺され、事前に全く準備できなかった。 仕方がないので、飛行機の中で読もうと、この本を入手: ニューヨーク・ジャズ・アップデート: 体感する現在進行形ジャズ 作者: 常盤武彦 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2018/05/18 メディア: 単行本 この…

New York/ Academy Records & CDs: ニュー・ヨークの空気

各地のレコード屋に行くと、土地の空気をレコードを通じて感じることがある。だから止められない、ような気もする。案外、面白いのだ。地方都市の餌箱から、ボロボロのRiversideのオリジナル盤が出てきたり。ああ、まるで人気がないのだな、と分かったりする…

New York/ Jazz Record Center: 古くからのレコード屋

古くからのレコード屋のようだ。古いビルの8階。 ニューヨークの真ん中で、インターネットでドーンと出てくるレコード屋で、良いモノが掘り出せる訳がないと、薄々分かっているのだけど、まあ旅の思い出、ということで。本当は東京でゆっくり廻ったほうが良…

East Broadwayのカフェで

レコード屋の帰りにEast Broadway の角っこのカフェへ。看板に引っ張られた。軽く呑みたい気分だったから。Half paintで$4。 風通しのよいバーで明るい時間からビールを呑んでたら、とても幸せ感が強い。 (ベルズというビールを扱っているようだ) 音楽はレコ…