K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

植松孝夫: Come from with (1991) 歌謡曲とも云える

最近、植松孝夫のアルバムを揃えた。全部で3枚。これは最後のアルバムで1991年。その頃、東芝で浅川マキがプロデュースしたZero hourシリーズの1つ。丁度その頃、浅川マキと共演していたからだろう。彼女のヴィデオに 植松孝夫がしっかり出ている。 ボクが…

Bill Evans: JAZZ625 (1965,BBC) 観るエヴァンスの音

今日もエヴァンス。忙しくて、あまり自宅に居ないのだけど、居るときはエヴァンスを聴いているから仕方がない。 博多に出かけたときに、勿論、レコード屋に出かけた。勿論、LPレコードを何枚か持ち帰ったのだけど、珍しく中古のDVDを2枚買った。1枚は電化…

Bill Evans:Intuition (1974) 未だ解かれず

年度の後半を迎え、のんびりとした気分がトンだ。そんな訳で遅くまで働く日々。 Riversideのモノラル・プレスのレコード盤を揃え,なんとか「LP欲しいの縛り」は解けつつあるのだけど,「Bill Evansの罠」には落ちたまま。脚に縛り付けられた鎖は,未だ解か…

矢野顕子トリオ@2013夏とS席コンサート@1993

お盆の時期に大阪ビルボードでの矢野顕子トリオのライヴに出かけた。メンバーがよろしいし、ボクは彼女のピアノが好きで、楽しみにしていた。実際にウィル・リーのヴォーカルがなかなか良くて、矢野顕子と唄っている曲なんかとても良かったし、在広東少年な…

気がつくと3年半で

etc

数週間前に、もうすぐ100万閲覧がやってくることを知った。あまり数には関心がないのだけど、100万って驚くよね。 本日、100万閲覧を越えるので、記念スタンプ代わりに貼っている。 すみません。個人的な記録です。明日は100万を超えた記録も貼りますので、…

お茶の水「GRAUERS」Riverside完全コレクションの店で聴くブルーノート復刻盤

前から気になっている店がお茶の水にあった。Riversideのオリジナル盤の完全コレクションを保有しているコレクターが経営している店、と。しかし、お茶の水に出かけたときは、いつもレコードで頭が一杯。だから、そのときには思い出さなくて、行く機会がなか…

お茶の水「GRAUERS」Riverside完全コレクションの店で聴くブルーノート復刻盤

前から気になっている店がお茶の水にあった。Riversideのオリジナル盤の完全コレクションを保有しているコレクターが経営している店、と。しかし、お茶の水に出かけたときは、いつもレコードで頭が一杯。だから、そのときには思い出さなくて、行く機会がなか…

Riverside RecordsでのBill Evans:手元に揃った当時のレコード盤

この数ヶ月の課題(?)であったRiverside RecordsでのBill Evansのアルバム、の最後の1枚も。Sunday at the Village Vanguardが届いた。旅行中に、Waltz for DebbyとExplorationsも入手していたので、なかなか価格面で難しいラファロとのトリオも全てモノ…

5回目の秋・金沢の月

昨夜は駿河台から湯島界隈でジャズを聴いたり、呑んだり。金沢出身のK君と話をしていた。彼は金沢がとても好きで、そして遠くから想う、そんな犀星のような心象風景のなかにある。夜半前に別れ、彼は中央線を上ったり下ったり、そしてボクは金沢の迷路の中で…

博多・中州界隈:アジア気分の大気の中、月夜に歩く

大陸と九州、まさに一衣帯水の地理的環境にある。ボクが博多が好きなのは酒好きであるから、なのだけど、大気の緩さや日差しに南方の雰囲気を感じるから。 台風通過後の交通混乱の中、夜半過ぎに博多に辿り着いた。宿の近くにポツンと営業している屋台をみつ…

Bill Evans Trio on Riverside Records:モノラル盤の蒐集

かなり強度なビル・エヴァンス狂いになってしまった。続く出張の合間に金沢には「洗濯」で戻っている。 そんな僅かな時間もターン・テーブルの上に彼のLPレコードを置いて聴いている。あの音の煌めきはなんだろうか。 「***を聴け」の著者は、「かっこい…

煙るチブリ尾根

酔狂だと思うけど、台風から吹き込む湿った大気が降らす雨を承知で、チブリ尾根へ向かった。

京都のレコード屋:最終到着地に着いたような幸せな時間

仕事で頻繁に渡米していた頃、機内での会話でfinal destination(最終到着地)を聞かれた。長距離を何便か乗り継いで何処かへ行く米国らしい会話。何時間も機内で過ごした後、final destinationに着いたときの開放感は何とも心地よく、幸せな気分となる。 この…

新宿ディスクユニオン:日々旅にして旅を栖とす

片雲の風にさそはれた訳じゃないけど、日々旅にして旅を栖とするような9月を生きている。仕事と仕事の合間、移動時間の隙間にレコード屋へ出かけている。今回はお茶の水が不作(数日前に行ったからね)だったので、新宿へ。

名古屋「バナナレコード栄本店」と「ハイファイ堂大須店」名古屋のジャズ・レコード

仕事で東京から名古屋へ巡業。夕刻からが本番なので、移動の後に空き時間がある。寸暇を惜しんで(大袈裟)、レコード屋巡り。名古屋のレコード屋は3回目だけど、特にオリジナル(に近い)プレスに興味を持ってからは初めてなので興味津々。僅か1時間半だ…

昨日の猟盤(Disc Union Tokyo Jazz)小粒だけど、まあ

昨日は、小粒だけど、まあ、という感じだった。 Bill EvansはFantasy時代の未入手盤2枚。Riverside時代の大物もあったのだけど、高価で手が出なかった。チック・コリアとゲイリー・バートンの2枚は西独盤。Crystal Silenceは日本盤しかなかったので、嬉しい…

Bill Evans: New Jazz Conceptions (1956)とInterplay(1962) Riversideの初めとお仕舞い

先週末に届いたLPレコード。右 Interplay(1962), New Jazz Conceptions(1956) , Riverside時代に発売されたエヴァンスの最初と最後のアルバム。ともに当時のプレスで半世紀以上昔の古レコード。New Jazz Conceptionは二代目のジャケット(イモ・イラストで人…

早すぎる秋の夕暮れ

朝からの雨は昼過ぎにあがった。曖昧な雲が流れ、湿気を孕んだ冷たい風が部屋に吹き込んでいた。積み上げた本を崩しながら、何冊か取り上げて字面を追いかけていた。 いつの間にか居眠りをしていたら、赫い光が漏れていた。慌てて外を見たら、日が沈むの瞬…

突然秋がやってきた

8月のお仕舞いに白山を登った。賑やかな山行が終わると同時に寒々とした日々が続いている。突然秋がやってきた、ような感じ。 この地の秋らしい日々が随分早くやってきたものだ。ある朝、秋空を眺めながら柔らかい風でのんびりしていた。流れる雲の造作が時…

Bill Evansのアルバム整理

来週、さ来週は長い出張のロード。レコード屋ガイドを持って歩く(つもり)なのだけど、闇雲に沢山欲しい状況は去った。Bill Evans, Miles Davis, Eric DolphyそしてECM, TBMあたりをキーワードに、という感じ。 特にBill Evansについては、 - Riverside期の…

Chick Corea: ‎Live In Molde (2000) 彼のピアノの良さを

数日前に、最近のチック・コリアにトキめかない、と書いた。1970年代末にジャズを聴き始めたので、お約束のようにキース、チック、ハービーのアルバムを結構な枚数買い込んだ。この3人のなかで、最も親しみやすかったのは、チック・コリアだったように思う…

ミスティな山行、そして白山狂い

先週末も白山に登った。東京から来られたSさんご一行を案内。颱風15号に喚起された前線で雨が心配されたのだけど、自称晴男・晴女多数の威力か魔力か、前線は能登沖に北上し、山登りとなった。標高2000m以上は雲の中だったが、雨にも遭わず登山を終えた。…

山代温泉「魯山人寓居跡いろは草庵」 器も書も分からない野暮天だけど

昨日、金沢に移り住んでから初めて山代温泉に出かけた。昔から出不精なので、東京から来たSさん一行にくっついて行ったのだ。温泉に入った訳じゃなくて、魯山人寓居跡 いろは草庵を訪ねた。 器も書も分からない野暮天だけど、冷たい雨の中、古い日本家屋に座…