2010-01-01から1年間の記事一覧
先週は久しぶりに大船から江ノ島,鎌倉そして大船に戻る20km弱を走った。仕事の前,早朝に起きて、日の出前の6時に大船の街を飛び出した。本当は逗子マリーナまで行って材木座のあたりを通って帰りたかったのだけど、足を痛めて20km越は走ることができなか…
音を聴いているのか、音と音の間に感じる僅かな隙間を聴いているのか、時として分からない。僅かとな隙間は云え底が見えぬ深みを感じさせるときがあり、音 そのものよりも惹かれるときがある。とりわけ大気が凍てつき、冷たいものがボクのまわりに沈殿する時…
日本でのヴェトナム料理屋はあまり知らないのだけど、ボクが横浜・関内で行くのは「レーロイ」。伊勢佐木モールの東隣の路沿いにある。とてもいかがわしい 感じの雰囲気の街が最近の日本らしくなくて面白い。勿論日本じゃない方々も大勢歩いていて、イミグレ…
羽田のカード会社のラウンジは搭乗手続きの前。だから写真のように長蛇の列をヒトゴトのように見下ろしている。もうすぐ並ばなきゃいけないのに。まあ暫し、そんなことは忘れて行き交うヒトタチを眺めているのは悪くない。
昨冬出かけて大いに気に入った瀬女スキー場が休止との話で落胆している。なかなか素敵な高度感と斜度、景観のスキー場だったのだけど。
念だったのは駿河台上のジャズ館がお仕舞い、移転になっていたこと。30年間通った店なので、寂しい感じがした。
2003年だからもう随分前なのだけど、金澤の「ええところ」のガイドブックとして買ったのが金澤倶楽部が出版した林俊介「茫々酒中日誌 」。
はじめての金澤の冬は数年振りという大雪に見舞われた。寺町台地の上にあるボクの住処の周辺もしっかり積雪。だからその日は、起きたときからソワソ ワして我慢ができなかった。長良坂まで近いと云っても歩いて10分。クロスカントリーのスキー靴(運動靴み…
今朝の金澤は昨夜の雨もあがって、とても透明度の高い空から鋭い光が注いでいる。嬉しいことに雲も多く、空がとても大きくみえるし、雲の縁での光の回折が不 思議な色合いや立体感を醸し出している。こんな空の秋の日、きっとお仕舞い方の秋の日にはいつまで…
ふっと息をついたら、日曜の21時からはFM放送の「ゴールデンライヴステージ」があって、よくエアチェック(懐かしい)していたなあ、と思い出した。就 職してから忙しくて放送を聴く習慣がなくなってしまったのだけど、いつ頃までやっていたのだろうか?なん…
ボクが滞在しているのはSukhumvit soi11(スクムヴィットの11番通)。
店の名前は!なのだけど、visitor向けの美味しいタイ食レストラン。屋外で汗をかきながら食べるタイ料理が良くて、まいどココに来る。店名はHIV撲滅の啓蒙活動に由来していて、店内はコンドームのディスプレイが多々有り、なんともなあ、とも思う。
太平洋の西端に広がる島弧、極東と呼ばれる島々の縁に沿って、随分長いあいだ南に飛んだ。暗闇の中スワナプーンに着いた。機内から出たそのときから、約束のように香草の匂いがまとわりつく。それが微かにこの地での昂揚感を想い出させる。
こ れは先日の御茶ノ水で入手した1枚。超初心者なのでBeroffは知らなかったのだけど、ショスタコーヴィチの次はストラヴィンスキーを聴こうと思ってい たので、丁度よかった。ストラヴィンスキーのピアノ曲集自体があまりないようなので、入手できて嬉しか…
夏の頃に手に入れたのだけど、ピンとこなくて放置してあったFred Hersch Plays Jobimを聴いてみた。とても冬を迎える気分にぴったり。
犀川大橋のうえで湿気を孕んだ冷たい風にあたっていると、なにか何か長く被っていた樹脂の殻のようなモノが破れていく感覚があった。
近年は1回/年くらい仕事で仙台を訪れる。大体が秋保温泉の佐勘か作並温泉の一の坊に泊まる。今回は作並温泉の一の坊。仙台市内を流れる広瀬川の上流。渓流沿いに露天風呂がある。眺めていると、紅葉の山,風に流れる落ち葉、川面を飛ぶ鳥。
いつの頃からかジャズのライヴハウスらしきものができて、随分前から気になっていた。それが駿河台のうえのJazz House Naru。 ボクは意外と臆病なので、独りでライヴハウスにもなかなか決心しないと入れない。それに沢山のCD/LPや本を抱えていると、なかなか…
御茶ノ水では、ジャズもチェックをしているが、デフレ感覚からなかなか手が出ない、が正直なところ。とは云え、毎回、ECMを中心としたLPの チェックは行っているのだ。70年代のピアノのアルバムを中心に。Keith Jarrett, Steve Kuhn, Chick Corea, Art Lande…
ここ数カ月はクラシック入門と称して、自分にとっても基本的な音源の蒐集にあたっている。20世紀の音楽を中心に心ときめくような新しい音に日々遭遇して いるから。特にLPレコードで聴くピアノの音は、真空管アンプの良さみあって、なかなかココロときめく…
10日ほど前に出かけたブナオ峠のあたりでは、紅葉は殆どお仕舞い。残照のなか尾根筋をくだりながら、落ち葉を拾ってきた。押し葉にするため。なんとなく気分が良かったので、余韻を形にしたかったのかもしれない。そして今日届いたCDはアムランのカプスーチ…
ボクにとって、「福光屋」の福正宗は普段酒だし、黒帯の温燗は大好き。金澤に来てから自ら大吟醸を呑むことはなくなった。「福光屋」にはなかなか素敵 な店が併設されていて、買い物だけでなく、試飲ができるようになっている。ちょっと行きたくなるイベント…
(ジャズ狂のクラシック18)自宅に帰るとKonstantin Scherbakovの24の前奏曲とフーガ(ショスタコーヴィチ)が届いていた。静謐な空気を伝える演奏で昂ぶらないピアノの音が綺麗に流れていく。今の季節の気分にあっている。リヒテルやショスタコーヴィチ自身…
先週の月が満ちたる頃、山に出かけた。奈良岳への縦走。二週連続であり、この辺りのコトバでは「だらなこと」。馬鹿みたいに入れ込んでいる、ように見えるだろうな。市ノ瀬からの白山・別山縦走で随分と右足を痛めていたので、やはり「だらなこと」だったの…
(ジャズ狂のクラシック17) リヒテルのアルバムは、朝からの仕事を中断し再び仕事場に戻る途中にクルマのなかで聴きはじめた。
実ははじめて聴いた。これが不覚にもボクの気持ちをさらってしまった。やられた。聴き終わって溜息をついていたら、ママが「沖野邦彦」のサイン付きよ、とにっこり。そう、名録音技師の収録で、素晴らしい音世界。
今朝はなんとなく「よもや」と思い、CDプレイヤーにいれたのはStefano Bollaniの「Stone in the water」。「静謐系」で聴くBollaniはピンとこなかったので、1回聴いて控え選手となったECMの一枚。北欧のメンバー Jesper Bodilsen(b)、 Morten Lund(ds)との…
リヒテルによるショスタコーヴィチのピアノ曲集。先月、御茶ノ水のディスクユニオンで手当たり次第買ったなかの1枚。猟盤のテーマは20世紀の音。超初心者なので、殆どは知らない作曲者,演奏者なので、要は20世紀の音だと分かれば、手当たり次第買ったピア…
[2010-10-25記を再編集]若い頃、その美貌で絶大な人気を誇った(そうだ)Chetだけど、ご多分に漏れず麻薬渦で人生ボロボロ。50代にしてシワだらけの顔写真は往年の面影はカケラも見えない、と思っていた。そう,思っていた。 往年の写真(1950年代前半?) 19…
源助大根の滋味で、なんとなく思い出した1枚はGene Bertoncini のギターソロでのJobim曲集。