K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Audio

音響装置について(ジャズ喫茶、のようなもの@cowry coffee)

記録として、メモ。 レコードプレイヤー:Kenwood KP9010 ・30年近く前から使っている。トーンアームの中の配線が切れたので、中古で買い直したもの。 カートリッジ:DENON DL-103 ・定番のMC。実はモノラルカートリッジも準備しようと思ったが。ステレオの…

オーディオ用USBフィルタ(月刊STEREO 1月号):鰯の頭、ではないような

先日書いたように、CD専用機(Cambridge Audio: AZUR351C)を聴いて、その音の解像度の高さ、つまり音の塊のなかでの細かな音の音像のようなものがしっかりしていることに驚いた。比較対象はPCオーディオで、Macminiで駆動するMcIntosh C2500内蔵のDA変換器。…

Cambridge Audio: AZUR351C ちょっとした買い物の積もりだったが

そもそも音響機器そのものには関心はなくて、ジャズを中心とした音源を集めて35年ばかり。父の遺品である機器類を入手して、全く異次元の音があることを体験あるいは体感した。同時期にファイリング・システムとしてのPCオーディオの便利さ、に開眼して、そ…

Western Electricのスピーカ・ケーブル WE 24GA:音の純度

ボクは電気系の技術者なので、音響装置に関する様々な議論、が怪しくみえて仕方がない。とりわけ、ディジタル・オーディオでの高級USBケーブル、なんて明らかに狂っている、と思える。あれって、何だろうか。 スピーカー・ケーブルにも同じような印象があっ…

真空管アンプのこと

点検・修理に出していた真空管アンプ4台が戻って来た。丁寧に部品交換・調整され、筐体の埃・錆も綺麗に落とされていた。もとの音から様変わりした豊かな音が溢れ出ている。驚いた。 そんなときに限って、早朝から深夜まで仕事。ゆっくり酒でも呑みながら、…

些細な好奇心・驚きの変化

オーディオには根本的には関心がないので、あまりセッティングを触ったりしない。殆どの時間が「次に何を聴くか」、ということばかり考えてる。何らかのストレス 山水の真空管パワーアンプが故障。McIntoshの古いプリ、メインもメンテナンスが必要、というこ…

消えいく機能という美しさ

音楽を聴いている、と同時に、そのための手続きや、道具への愛着が積み重なっていく。 そして、その機能そのもの、の美しさに気がついた。長い間、技術者をやっていると、蓄積された人の営みの結晶たる「もの」そのものが、消えようするときに発するオウラの…

JET LAGはようやくお仕舞い

激しい雨の後、沢の流れは強いだろう。だから昨夜は呑んでいた。 この数日の激しい昂揚感はすこし治まり、朝まで眠ることができた。 この2週間の激しいJet Lagはようやくお仕舞い、のように思える。 夜明けから随分と時間が経っていた。 曇天のもと、緑映え…

ディジタル・オーディオ用MAC miniのトラブル(Audirvanaの設定に注意)

昨日からいい気持ちでオーディオを楽しんでいたら思わぬ災難。Mac miniを音響用に使っていて、そこにオーディオ・プロセッサのAudirvana proを載せている。 McIntosh C2500内蔵のDA変換器はUSB接続で192kHz 32bitまで動作させることができる。それもあまり意…

McIntosh C2500: はじめて買った管球式プリ・アンプ

買った動機は至って単純。DA-200の電源の唸りが取れず、気になってきたこと。また保有のプリ・アンプ McIntosh C22(管球)の柔らかい音はいいのだけど、何となく再現性の悪さが気になってきた事。そして、もう1台のプリ・アンプ 山水C2301 Vintage(MOSトラ…

新しくやってきたアンプのこと(McIntosh C2500)

新着のプリ・アンプをエージング中。アンプの音って、音域と過渡応答の組み合わせのような気がする。古い真空管アンプは音域も狭く、過渡応答も遅い、のではないか。だから中音域の太さと柔らかさを楽しむことができる。トランジスタのアンプは音域が広く、…

Ortofon SPU Mono G MKII: モノラル専用カートリッジで古いモノラル盤を

Ortofon SPU Mono G MKII、先週のモノラル・レコードの熱狂の勢いで入手。

古いモノラル・レコードを聴く朝

古いモノラル盤を随分と買い込んだけど、音に満足する場合、そうでもない場合、がある。モノラル盤の魅力は、「音の密度」のようなものが高く、要はハイ・テンションな迫力。スピーカから一歩も二歩も前に出てくる感じ。それを味わえる盤とそうでもない盤が…

1200枚収納のレコード棚「大洋Shelfit」堅牢で安価

今まできちんとしたレコード棚を買ったことがない。本棚の流用。 問題は不適切な棚を選ぶと、レコードの重さで、棚板が湾曲するし、レコードの取り出しが難しい。 それなりのピッチで購入したレコードが棚から溢れ床積み。それに亡父のレコード箱も積んであ…

Ortofon SPU Clasic GE: とても重たいカートリッジ

山水のC2302/B2302に電気を入れてセットアップするとき、細々とした亡父の遺品の箱を覗いた。仰々しい赤い箱が見えた。Ortofonの箱。なかには、とても大きなカートリッジ。 OrtofonのSPU Classic GEというMCカートリッジ。実は使用中のケンウッド、マイクロ…

DENON: DL-102 モノラル・カートリッジ

ここのところColumbia, Blue Note, Contemporary, Riverside, Prestigeなどの名盤を手にしている。オリジナルあるいはオリジナルに準ずるレコードは音が良く、また収録時の空気感が上手く伝わることが多いから。1960年前後のレコードが多いのだけど、ステレ…

PCオーディオ用Mac miniのメモリ容量アップそして高分解能音源(Keith Jarrettのケルン)のこと

基本的にはLPレコードの日々なのだけど、勿論、PCを用いたディジタルアーカイヴも維持していて、重宝に使っている。現在はMAC miniにラックスマンのDA-200を接続し、山水の管球パワーアンプで鳴らしている。LPレコードよりもきついが、プリ・アンプを入れて…

Shure V-15 type III:半径15cmの世界に縛られている、ようだ

半径15cmの世界に縛られている、ようだ。蒙昧な中世欧州の世界観のような形、円盤のうえにボクはいる。そしてボクの目の前で、毎分33と1/3の回転数で回り続ける。数10μmのダイアモンドの針先が伝える振動は磁気の変動を喚起し、僅かな電流となって音響装置を…

A&D GX-Z9100とAudacity: カセット・テープの音を取り込む

昔はカセット・テープに随分とジャズを録音していた。1980年前後、油井正一のAspect in JazzとかNHKのライヴSession79、民放のFMであったGolden Live stage。随分、貴重な録音も多かったように思う。引越を重ねるうちに大半を処分してしまった。だから植松孝…

Audirvana plus 1.4:Direct mode正式サポート版リリース

現在、ボクが使っているディジタル音源再生SWはAudirvana plus。操作インターフェースとしてiTunesを用いながら、音の再生はこのSWが務めてくれていて、操作性と音質の両方が優れたシステムとなる。価格は$49であり、以前使っていたAmmaraと比べると格段に安…

JBL 240TI:ウーファーのエッジ修理が終わった

修理されたウーファーが戻ってきた。従来のウレタン・エッジから超耐久エッジ(樹脂)に交換。

JBL 240TI:ウーファーの修理

随分昔のこと、亡父健在の頃。 実家に戻ったら、父が嬉しそうな顔をして、中古のJBLを買って、スピーカを修繕したと語っていたのを思い出した。なぜかというと、時折、スピーカから何かがこぼれる。不思議に思って保護ネットをはずすと、スピーカのエッジが…

Tannoy DC10T:辛抱足りなく手を出したスピーカに持っていかれて

中古品のTannoy DC10Tを注文した。

JBL 240TI/Micro DQX-1000:マッキントッシュのアンプにつないでジョニ・ミッチェルを聴いてみた

JBL 240TI Micro DQX-1000 (アームは一本だけ) 先日は山水の真空管アンプの美音について書いたのだけど、まだ続きがある。父の遺品は他にもあって、ジャズの定番であるJBLのスピーカ、そしてマイクロのLPプレイヤー。これらに、以前から使っているマッキント…

山水B-209 The Tube:澄みわたった音に驚いた

山水電気の唯ひとつの管球アンプ。メイン・アンプなのだけど、入力に音量調節のつまみがついているので、音源を直接つなぐことができる。

Audirvana plus: ディジタルオーディオのこと

安価な再生エンジンAudirvana plusの存在をネットで知り、評判も宜しいようなので試供版を試した。その感触がとても良かったので、そのまま購入。

Kenwood KP-9010, Luxman E-200:LPレコードを聴くことができない日々に

LPレコードプレーヤーはKenwood KP-9010。22年前に入手したモノ。

Bill Evans: Waltz for Debby 高分解能オーディオで聴く

60年代初頭のRiversideの名盤、ビル・エヴァンスのWaltz for Debbyをダウンロードした。Village Vanguardでのライヴで、録音が良い印象はない。メンバーは、かのスコット・ラファロのベース。交通事故死したスコット・ラファロ生前の最後の演奏 で名高い。そ…

(ECM1064/65) Keith Jarrett: The Koeln Concert (1975) 4つめの音源は高分解能(High Resolution)音源

キースのケルンコンサートがあったので買ってしまった。たかだか$18(¥1400だから、最初の日本盤¥3600と比べると...)。これが4つめの音源。これが強烈なファイルサイズで2.33GB。CDの3倍強。分解能から理論通りにデータが増えている。

ONKYO:GX-D90(B) 仕事場の音環境

この春、仕事場の音環境を一新した。独りでやる仕事なので、静かに好きな音楽を聴いている。今まで、20年以上前に4000円で買ったスピーカで聴いていたのだけど。